高麗山の由来と手打ち蕎麦屋2007/05/04 07:08

サンランボを失敬するH氏、後ろは高麗山。

 約1時間の登りで到着した湘南平の展望台からの360度の眺望がすばらしい。  富士山は来がけに平塚あたりの東海道線の車窓から見て、雪をかぶった、あま りの大きさに驚いたが、湘南平からの時間になると、少し雲がかかっていたし、 まわりの景色が大きいせいか、小さく見えるのだった。 箱根、大山、丹沢の 山々がくっきりと見え、手前の平野に松田、秦野、伊勢原といった町がひろが っている。 海側は、三浦半島、小さく江ノ島、湘南の海岸線、伊豆半島と連 なり、遠く大島も見えた。

 高麗山に向って、緑したたる尾根伝いの登り降りを繰り返す。 クヌギなど の落葉が、滑りやすい。 山崎君の顔見知りの方々とすれちがう。 足早のご 夫婦もいたが、六甲の毎日登山のように、登る人もいるらしい。 高麗山頂の 看板に、167メートルとあり、高麗の名は奈良時代に高句麗を追われて渡来し た王族のひとり高麗若光や高句麗の人々がこの山の麓、化粧坂あたりに帰化し て住んだことに由来するとあった。 高麗を書き換えたらしい高来神社に降り る。 出発から約2時間だった。 大磯の駅まで戻る途中、化粧坂の辺で道端 に生っていたサンランボをちょっと失敬する。 甘酸っぱい、今年の初物。

 大磯からバスで、山崎君推薦のお蕎麦屋へ行く。 大磯ロングビーチを山側 に入った、東海大学大磯病院近くの昭庵という店で、穴子の一本揚げ、桜海老 の掻き揚げ、玉子焼、石臼挽き・生粉打ちという手打ち蕎麦が美味だった。  ゆっくりとした昼酒に、会話もはずみ、楽しくけっこうなハイキングの一日と なった。 福沢先生と山崎君のおかげであった。

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