加藤詔士先生(英国教育史・日英交流史)との出会い2020/08/10 07:09

 加藤詔士名古屋大学名誉教授とは、2016年に弘前へ行った福澤諭吉協会の旅行でご一緒した。 。 どういう方か知らずに、「等々力短信」をお送りするようになった。 折に触れ、温かい感想をお寄せ下さる有難い読者である。 ご専門は、英国教育史、日英交流史で、神戸商科大学教授、名古屋大学教授、愛知大学教授を歴任された。 実は今年の3月、この日記に[昔、書いた福沢シリーズ]12日の「福沢索引2006年5月のブログ・W・K・バルトン生誕150年[昔、書いた福沢233]」を準備していたら、2006年5月13日「日本の公衆衛生の父」バルトン記念の会<小人閑居日記 2006.5.15. >に、13日、目黒の東京都庭園美術館の新館ホールで「W・K・バルトン生誕150年記念講演会」で、加藤詔士先生のご講演を引用した記述が出てきた。 弘前の旅行でお目にかかる10年前に、ご講演を聴いていたわけで、うっかりしていたことに驚いたのだった。

 先日、短信、戦国時代の日本と世界史、『二十四の瞳』(教職課程を教えておられた頃、小説と映画を紹介なさったそうで)への感想とともに、季刊誌と論文の抜刷を送って下さった。 2020年6月大林組発行の『季刊大林No.60技術者Engineers』と、日本英学史学会『東日本英学史研究』第19号2020年抜刷「「お雇い教師」研究の再構成」、名古屋大学大学文書資料室ニュース第37号2020年3月「お雇い医学教師ローレツ先生記念コンサート―オーストリアの古城で日澳交流―」である。 『季刊大林』は、写真が多数入った立派な本で、加藤詔士先生の「ヘンリー・ダイアー エンジニア教育の創出」が載っている。