慶應と青学、明治神宮大会決勝戦2023/11/23 07:03

 20日は第54回明治神宮大会(大学の部)の決勝戦、慶應と青山学院大学の試合をスポーツブルの配信で見ていた。 六大学野球も、最近はもっぱらBIG6.TVで見ているので、神宮球場に行かなくなっている。 青学は児玉の先発、先攻の慶應は1番吉川、2番本間がセンター前にヒット、3番広瀬がショートへの内野安打でいきなりノーアウト満塁のチャンスを迎えた。 しかし、4番栗林が三振、5番宮崎はサードゴロ、ダブルプレーとなり、絶好のチャンスを逃した。

 青学は児玉(被安打5)から6回下村(阪神ドラフト1位)につないで、慶應は外丸が7回まで被安打4、両軍7回まで0を重ねる投手戦となった。

 そして8回、慶應は7番斎藤來音がセカンドゴロでワンアウト、8番佐藤駿がセカンドのエラー、9番外丸のバントを捕手がエラー、下村がコントロールを乱し1番吉川がストレートの四球で満塁となる。 2番本間もストレートの四球押出で待望の1点が入る。 3番広瀬に一球ボールを投げたところで、投手は下村から常広(広島ドラフト1位)に交代、広瀬(ソフトバンクドラフト3位)はライトに犠牲フライを打ち2点目、4番栗林三振でチェンジ。 下村は41球、被安打0、前日完投の常広も9回まで投げて被安打0、無念の2点となり、目に光るものがあった。

 外丸は、9回円陣を組んだ青学の、代打三人、中田、青木、星子を三振に取り、青学に三塁を踏ませず、5単打、9奪三振、116球の完封の最高殊勲であった。 2対0で、慶應の勝利。 慶應の明治神宮大会優勝は、4年ぶり5回目。