喬太郎の「饅頭こわい」 ― 2009/10/04 06:44
喬太郎は若手だ、若手だと、思っているうちに、最近は白髪になったり、ば かに爺むさいかっこうの出方をしたりしている。 しかし、やはり若いという ことが、「饅頭こわい」のマクラで知れた。 こないだ、何年か前、「何年か前」 を「こないだ」とは、言わないか、小・中学校の友達と会って、ガキの頃の話 をした。 ケンタッキー・フライドチキンの時は、ご飯かパンか、みんながパ ンだという中で、喬太郎はご飯だと言った。 ケンタッキー・フライドチキン は、ウチでは、ご馳走だった。 晩ご飯の、がつんとしたおかずだった。 だ から、あれでおまんまを食うのが、好きだ、と。 ケンタッキー・フライドチ キンって、言っちゃったけど、ビデオテープ切りにくいよね、と、フライドチ キンが、と言い直して、拍手を受ける。 フライドチキンの皮だけで、ご飯を まず食って、白いところは、丸美屋の味道楽をかけて、食うと、うまい。 し ょっちゅう、やっていると、こうなると、横向きになってメタボ腹を見せる。
家では、テンプラを塩で食うなんて、考えたこともなかった。 塩で食うテ ンプラなんて、社長が店で食べるものだと、思っていた。 ビフテキも、そう だ。 昭和38(1963)年生れだが、天つゆなんて、つくるのが面倒なものも 憧れで、醤油で食った。 揚げ立てのテンプラを、憧れの天つゆで、べちゃべ ちゃにして食いたいと、思っていた(拍手を受け、共感の拍手をいただいて、 と)。 イカ天と、ピーマンのテンプラに、醤油をかけて、同時に噛むのが好き だ。
この調子に乗って、「饅頭こわい」の本体も、楽しい高座だった。
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