これからの人生を楽しむ2005/07/14 07:20

 同期生、同い年ということになる島利夫先生は、われわれがいきいきとして 体力もあり自分の意志で社会的にも精神的にも活動できるのは、だいたいあと 10年、72歳プラスマイナス6年までの人生だという。 その10年を有意義に 過したい。 まず何か「趣味」を持ち、楽しむことが大切だ。 こういう会に 出てくるのは元気な証拠で、社交的に人と付き合うこと、出かけること、おし ゃれをすること、こうした会や組織をとりしきり自分がいなけりゃあだめだと 思うのは、まことに良いことだという。 人脈、楽しい人間の輪をつくり、今 からは遊ぶこと、動くこと、好きなことをやればいい。

その途上で突然倒れることはまことに残念なので、まず「脳ドック」の検査 をして、5年間の保証を得ることが大切だ。 そして脳卒中(脳の血管障害によ り急激に神経症状を出す病状)を起す危険因子と呼ばれる高血圧、糖尿病、喫煙、 高脂血(コレステロール)症、肥満の五つに注意して、予防しなければならない。  症状があれば、一つずつつぶしていく必要がある。