バラク・オバマの勝利宣言 ― 2008/12/23 07:27
11月5日、バラク・オバマ次期大統領が勝利宣言するテレビを見ながら、ジ ョン・F・ケネディが当選した当時のことを思い出していた。 アメリカの政 治家の演説は、なんであんなにかっこいいのだろう。 「もし建国の父たちの夢が、現代にもまだ生きていることを疑問に思ったり、 アメリカの民主主義の力を疑ったりする人がいたら、こう言いたい。今夜がそ の答えだと」と、オバマは始めた。 「この勝利はあなたたちのものだ。 何 百万人のボランティアは「人民の人民による人民のための政治」が200年以上 たっても滅びていないことを証明した。」 「国の再建のために一緒にやろう。 アメリカの本当の力は、武力や富の力でなく、民主主義や自由、機会や希望と いった絶えざる理想にある。」 「アメリカは変化することができるのだ。 ア メリカン・ドリームを再生し、われわれは一つであるという真実を再確認しよ う。 これまで成し遂げたことから、今後達成できることへの希望が生れる。 繁栄を取り戻し、平和を推進しよう。 「できやしない」という人に出会った ら、「われわれはできる」と答えてやろう。」
戦後、アメリカの民主主義が滔々と流れ込んで来る中、物心がつき、いわゆ る六三制の学校教育を受けて育った。 アメリカの民主主義が、身にしみこん で、抜きがたい。 ジョン・F・ケネディの千日は、私と渡辺捷昭氏の大学時 代に重なる。
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