戦争・平和・立憲・自由・民主 ― 2018/09/26 07:02
鷲田清一さんの『折々のことば』には、こういうガツンと来るものもある。
1023「日本国軍隊ハ完全ニ武装ヲ解除セラレタル後各自ノ家庭ニ復帰シ平和 的且(かつ)生産的ノ生活ヲ営ムノ機会ヲ得シメラルヘシ ポツダム宣言・ 第2項」
883「戦争が起こらない限り、デモクラシーを鎮圧することはできない。 坂 野(ばんの)潤治 『帝国と立憲』から」
498「「自由の獲得」は劇的な政治変化を伴うのに対し、「自由の喪失」は音 もなく徐々に、ほとんど人の気づかぬうちに進行することが多い 経済学者 猪木武徳 『自由と秩序』から」
718「劇的な解決を望むのではなく、部品を点検しボルトを締め直すように、 一つ一つの問題に向き合うしかない。 中島岳志」
788「政治を笑い、宗教を笑うことができるのは、とても幸せな社会である 宗教学者・僧侶 釈徹宗 『落語に花咲く仏教』から」
1101「民主的な社会に暮らす方法を学びたいのならば、オーケストラで演奏 するのがよいだろう ピアニスト・指揮者 ダニエル・バレンボイム 『バ レンボイム/サイード 音楽と社会』から」
1062「「無い」という状態を知っているからこそ、「有る」ことがありがたい。 磯田道史 国文学者・中西進との対談「天災と人災」(『潮』4月号)から」
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