鳩レース2005/12/12 08:01

先日、所ジョージの「笑ってこらえて」とかいう番組を見ていたら、ヘリコ プターから目についたものを地上班が追いかける企画で、墨田区のビルの屋上 で黒い旗を振っているおじさんが出てきた。 及川茂さん(56)は、レース鳩を 飼っていて、その訓練をしているのだった。 黒い旗はカラスに見立てたもの で、上空の鳩は危険を察知して下りてこないから、飛ぶ訓練になるらしかった。  昔の下町の不良はみんな、鳩を飼っていたものだという及川さんの話がよかっ た。 不良が旦那衆となって、今は鳩使い、鳩レースという趣味を楽しんでい る訳だ。

 及川さんは、馬でいえばサラブレッドのような「若大将」と「シャンテリー」 という血統の鳩を飼育していて、初めて両者を掛け合わせた鳩をレースに出す という。 その後の紹介で、鳩の帰巣本能を利用した鳩レースというのが、ど ういうものなのか、よくわかった。 200kmレースというのは、56名の参加 者が協会に持ち寄った鳩2553羽を、福島県富岡町まで運んで、一斉に放す。  その瞬間が実に壮観だった。 放たれた鳩が、それぞれの鳩舎にきちんと入る までのタイムを競う。 200kmを2時間半あまりで飛ぶ。 参加者が協会に 持ち寄った特殊な時計をパソコンにつないで、ようやく結果が出る。 及川さ んは16位、江東区本所の長谷川誠治さんという人が優勝した。

実は、6月30日の日記「慶應日吉キャンパスの連合艦隊司令部」の宮川幸雄 さんは社団法人日本鳩レース協会勤務の方である。 以前、黒岩比佐子著『伝 書鳩 もうひとつのIT』(文春新書)という本も頂いていた。 10日、福澤協会 の土曜セミナーでお会いしたので、所ジョージのテレビ番組の話をした。 専 門家からみても、鳩レースのことが、よくまとめられていたという話だった。